ものづくりが好きな人にオススメの仕事

米澤 一浩

富山支店
左官事業部
2014年入社

材料の進歩で働きやすく

左官の仕事はコテとコテ板を使って壁や床に材料を塗ってきれいに仕上げたり、コンクリートをならしたりする仕事です。私は高校が建築関係の学科で、左官の仕事を知った時、興味があって入社したいと思いました。

先輩から話を聞くと、左官の仕事は昔、過酷な仕事だったそうですが、いまは材料の技術が進歩してやりやすくなりました。普通に仕事ができるようになるのは3年目ぐらいからでしょうか。毎日同じ作業を2週間繰り返せば身につくのですが、多種多様な仕事がある左官の現場では毎日違う作業をやるので、なかなか身につかないのです。

私はうまい先輩のまねをしながら吸収していくのが上達の方法だと思っています。そして分からないことがあったら先輩に聞く。聞いたことは忘れずに、気をつけながら実行していると、自然と技術が身についてくると思います。

いま、15階建てマンションの現場リーダーである「職長」を務めています。この現場では主に下地を塗っていますが、職長はスケジュール管理を行うので責任重大です。建築工程全体のスケジュールが決まっていますから、私たちの作業が遅れるわけにはいかないのです。

記憶に残っている仕事は、高岡市守山町の重要伝統的建造物群保存地区内にある「高岡信用金庫本店」です。外観には本物の黒漆喰を用いており、私はほんの少し参加しただけでしたが、熟練の職人さんがたくさん参加して、いい経験になりました。

設備充実の寮完備

イスルギは寮も充実しています。食事つき、洗濯機、シャワー、各階トイレ、エアコン、Wi-Fiも完備。もちろん、個室です。それで寮費は月5,000円(食事代別途)だけ。就職したてでも、きっとお金が貯まりますよ。

現場にはフレンドリーな方が多く、会社の雰囲気も温かいです。仕事では常に誰かと関わるので、コミュニケーションが大切です。現場では左官職人だけではないので、いろんな業種の人たちと仲良く接することのできる人が、みんなからかわいがられます。私自身、仕事ができることはもちろん、人に愛される職人になることが目標です。

私は自分が仕上げた場所がきれいになって、OKが出た瞬間はやりがいを感じます。ものづくりが好きな人にはおすすめの仕事です。

キャリアステップ

2014年

入社。技能専門校を経て、富山支店に配属

2016年

高岡信用金庫で黒漆喰作業。記憶に残る仕事

2019年

1級左官技能士資格を取得

2020年

初めて職長を任される

インタビュー動画