興味が湧いたことはどんどんやる

K . S

大阪支店
左官事業部
2024年入社

学生時代に母校の行事で左官と出会い、この仕事には繊細で高度な技術が必要になると思うと同時に、自分の技術を磨いていくという道のりが面白そうだなと興味を持ちました。

イスルギへ入社し実際左官職人として現場に出るようになると、余計に先輩職人との技術の差が見えて、逆にそれがやる気に繋がっています。現場に出るまでは会社の倉庫で、鏝返し(鏝板に乗せた材料を鏝に掬い取る動作)や壁塗りなど基本の動きをしっかり練習させてもらったのも生かせていると思います。
先輩達はまずやって見せてくれて適切に指導してくれますが、指示を待つだけでなく少しでも疑問に思ったり興味が湧いたことはどんどん尋ねて進むのが、一番上達への近道だと思っています。

現在携わっている現場は石切神社(奈良県/石切劔箭神社)。研修が終わって最初に就かせてもらった現場は大きなマンションでした。入社して初めての現場だったので印象には残っていますが、マンションという建物の性質上、床も壁も左官仕事の跡が仕上げ材で隠れてしまいます。
今取り組んでいるのは通路を『洗い出し』という技法で仕上げる作業。素地作りは重要な作業ですが、やっぱり見える場所に残る仕事が出来るのはすごく嬉しいですね。
現場では姫路城の大改修にも携わった先輩職人が率いてくれています。技術が最高な分、それぞれの作業に甘い部分がなく、それは自分の仕事を見てからくれるアドバイスにも表れています。僕がほめられると調子にのるタイプだとばれているので、直接「よくやった」とほめられることはほぼないです(笑)。僕が出来ていない部分は腰を据えて何度でもやって見せてくれて、やり直した後もしっかり確認して適切なダメ出しをたくさんくれます。だから一人で仕上げた場所を確認してもらった時に何もダメ出しがなければ、それは「合格と認めてもらえているな」と感じています。

先輩を見習って楽しい現場を作りたい

先輩たちは皆オンとオフがしっかりしていて、作業中は全員で作業に集中して、休憩時間は楽しく過ごさせてもらっています。息抜きもしっかり出来るので、気持ちを切り替えて目の前のことに集中できています。
当面の目標は職長。先輩を見習って楽しい現場を作れるようになりたいです。雰囲気よくないと朝現場行くのが嫌になっちゃうから。
これからも失敗を恐れず色々挑戦していこうと思います。まず手や体を動かさないと何も身につかないので、与えられたことをどんどんやって自分の実力を上げていきたいです。

ある1日の流れ

6:30

支店の寮を出発

電車で現場へ直行。道具も持参。スマホで出勤打刻

8:00

準備・朝礼

現場で着替えて段取りを確認。朝礼に参加。しっかりラジオ体操

9:00

通路洗い出し作業

10:00

休憩

12:00

昼食

弁当を間食。先輩たちと一緒に食べる

13:00

トロ詰め

サッシの凹んだ部分にモルタルを詰める

15:00

休憩

17:00

作業終了

片付けをして帰宅。スマホで退勤打刻し、電車で寮に直帰