“仕上げるのは、壁と自分自身”

H . A

福井支店
左官事業部
2022年入社

成長を塗り重ねる毎日

私が左官に興味を持ち、やりたいと思ったきっかけは高校での建築の授業でした。当初なんとなく将来は現場監督になるのかなと思いながら高校生活を送っていたのですが、ある日左官の体験実習を通じて左官の楽しさを知り、左官職人になることを決意しました。

入社当社は仕事が始まる朝の早さや、コンクリートの打設、押え作業の厳しさから「この仕事を続けていけるだろうか」と不安になることもありました。しかし、経験を重ねていくうちに朝の早さに慣れ、仕事も上手くこなせた時の嬉しさを実感できる機会が増え、自分の仕事に自信を持てるようになりました。

まだ先輩たちと比べて未熟な部分が多いため指摘を受けることもありますが、自分の仕事を褒められたり、以前は任されることがなかったような新しい仕事ができたりした時はやりがいを感じます。特に自分の手で塗り上げた箇所がそのまま仕上げとなる仕事は左官の仕事をする上で醍醐味だと思います。

左官と自分のこれから

私は現在4年目を迎えましたが、若手として仕事の流れを覚え技術を磨いてきたので、今後は品質と仕事のスピードを更に高め、皆に信頼される左官職人になりたいですね。

また、これまで小規模な現場では職長を務めることもありましたが、将来的には地元大手のゼネコンやスーパーゼネコンの現場でも職長として活躍することを目標にしています。そのためには経験豊富な先輩たちから普段どのように仕事の段取りを組んでいるか、多職種の方々とどうやってコミュニケーションを取りながら仕事をしているかコツを学び、左官以外のスキルも磨いていきたいと考えています。

100年以上の歴史を持つイスルギは、伝統的な技術を大切に守りながら後世へと伝えてきた職人たちが集う会社です。この長い歴史は、職人たちが積み重ねてきた知識や経験を土台にしながら、新たな技術を生み出してきたことで築かれてきたのだと思います。
その知識や技術を後輩に継承できる職人になれるよう頑張っている途中です、左官に興味のある人は一緒にやってみませんか?

キャリアステップ

2022年

入社

技能専門校を経て、福井支店に配属

2024年

職長研修に参加し資格取得

2024年

初めて職長として現場を収める

2025年

一人前の職人扱いとなる

3年間の訓練期間を終える